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糖尿病の真犯人は「グルカゴン」?血糖値コントロールの新しい常識

  • 執筆者の写真: Tanaka Ryoto
    Tanaka Ryoto
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

皆様こんにちは。

ヘルスコーチの田中涼斗です。


「糖尿病=インスリンの病気」と思っていませんか?


実は、最新の研究では、血糖値を下げる「インスリン」だけでなく、血糖値を上げるホルモンである「グルカゴン」が、糖尿病の発症や進行に深く関わっていることが明らかになってきました。


今回は、血糖値コントロールの鍵を握るグルカゴンの正体と、日常生活でできる対策について分かりやすく解説します。



1.糖尿病の隠れた要因:「グルカゴン」とは?


これまで糖尿病は、インスリンの出が悪くなったり、効きが悪くなったりすることで血糖値が上がる病気だと考えられてきました。

しかし、最近の研究では「グルカゴンの暴走」こそが、血糖値を押し上げる大きな原因であると注目されています。


グルカゴンの本来の役割

グルカゴンは、空腹時や低血糖のときに、肝臓に蓄えられた糖を血液中に放出させ、血糖値を維持して命を守る大切なホルモンです。いわば「エネルギー供給係」です。


なぜ「暴走」するのか?

現代のような飽食の時代では、このグルカゴンが必要以上に活発に働きすぎてしまうことがあります。インスリンが足りていても、グルカゴンが過剰に働くと血糖値はどんどん上がってしまいます。驚くことに、マウスの実験では「グルカゴンさえ抑えられれば、インスリンがゼロでも糖尿病にならない」という結果まで出ているのです。


糖尿病の隠れた要因:グルカゴン
糖尿病の隠れた要因:グルカゴン

2. グルカゴンの暴走を止める鍵「GLP-1」


この暴れん坊のグルカゴンをなだめてくれる救世主が、「GLP-1」というホルモンです。

GLP-1は、私たちが食事をしたときに小腸から分泌されます。主な働きは2つあります。


  1. 膵臓に「インスリンを出して!」と指令を送る。

  2. グルカゴンの過剰な分泌をピタッと抑える。


つまり、GLP-1をしっかり分泌させることが、血糖値を安定させる近道なのです。


グルカゴンの暴走を止める鍵 GLP-1
グルカゴンの暴走を止める鍵 GLP-1

3. 日常生活で取り入れたい「血糖値コントロール習慣」


薬に頼る前に、まずは日々の食事でGLP-1の分泌を促し、グルカゴンの暴走を防ぐ習慣を身につけましょう。


① 水溶性食物繊維を積極的にとる

GLP-1の分泌を促す最強の味方は「食物繊維」です。特に、以下のような食材を意識して選びましょう。


  • 穀類:玄米、大麦、オートミール

  • 豆類:大豆、納豆、レンズ豆

  • 野菜・芋類:野菜全般、さつまいも、里芋


② 腸内環境を整える

食物繊維が腸内細菌によって分解されると「短鎖脂肪酸」という物質が作られます。 この短鎖脂肪酸が小腸の細胞を刺激し、GLP-1の分泌をパワフルにサポートしてくれます。発酵食品なども組み合わせて、腸を元気に保ちましょう。

血糖値コントロール習慣
血糖値コントロール習慣

まとめ

糖尿病予防や血糖値対策は、単に「甘いものを控える」だけでなく、「グルカゴンの働きを適切にコントロールする」という視点が非常に重要です。


食物繊維たっぷりの食事を楽しみながら、体内のホルモンバランスを整えて、健康な毎日を送りましょう!


本記事を読んでいただき、ありがとうございます。

皆様の人生により豊かになることを願っております。


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